バッグを掛ける肩

こないだ言われて気が付いたのだが、俺は左側にバッグを掛ける。左側に掛けると言うのは、肩掛けだと右肩にストラップがくる状態の事。トートバッグなども左で持つ。
ちなみに右利き。右利きの人は大体が右側にカバンを持つらしい。
自分は無意識に左側に持つようになっていた。手持ちカバンの場合は意識して左で持つようになったんだけど。
中学くらいの頃からドラムのために何かと左手を使うようにしているからだ。歯ブラシとかケータイも左手でやる。今回の考察から見るとさっとモノを取りたい時に左手が出るまでにはなっていないようだけれども。

それはいいとして、肩掛けのカバンだ。何故左側なのか。
少し考えたらすぐに答えが出た。単に取り出しやすいのだ。左手側にカバンがあるなら、その中からモノを取り出すのは右手の方がラクだ。右側にあったら左手。アクションを実際にやると分かると思う。自分の場合は左手でカバンのフタなどをあけて、右手でモノを取る感じ。
かなりだるーんとしてるなら右側に掛けたカバンの中身を右手で取るのも面倒じゃないけど、そうでない場合は左側にカバンがあった方が効率が良い。一動作少ないんだもの。
トートなど手持ちカバンならもっと分かりやすい。右手で持ったカバンから右手でモノは取り出せない。


これと似たような事例では釣り竿とリールを巻く手の関係がある。
投げる時に右手で竿を持って、その後右手で糸を巻く場合は竿を左手に持ち替えなければいけない。右手で投げて左で巻く様にすれば、持ち替えなくて良いから一動作少なくて済む。
自分が右投げ左巻きにしていたということを思い出した時に何かが繋がった様な気がしたのだ。釣りにはまっていた小学校の時は動きがスムーズになる事と左巻きというマイノリティ感がカッコいいと思ってたんだろう。

カバンの場合は無意識的だった。いつからなんだろう?今度幼稚園の時の写真でも見てみようかな。もし小さい頃から左に持っていたのなら、最適化が一つ済んでいたことになる。
それは話がおおげさか。



右でカバンを持って左手で物を取る人が多数だったら成り立たない話。