田中圭一『神罰』
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2002/08/01
- メディア: コミック
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「神」手塚治虫をエロパロにするというアイデアはまさに冒涜。
でも、そのアイデアだけに終わっていない所がプロだと思う。
エロはエロで、パロディはパロディでそれぞれに面白い。
自分が分かる大きなパロディは、手塚に続いて、本宮ひろし、永井豪、藤子不二雄、福本伸行、かな。あとは少しずつ小ネタが。
パロディが分からなくても面白いようには描いてある。
でも、一つだけガンダム第一話のエロパロディがあって、その話のオチがパロディになっていた。そこは多分元ネタを知らないとよく分からないかも。
一番笑ったのは「局部くん」
名前からしてヒドいが、絵ヅラはもっとヒドい。是非読んで欲しいけど、要するに人が局部なのだ。いまいち意味が分からないと思うけど。
そしてあまりにもくだらない下ネタの連発は笑いすぎて読むのが苦しい。面白いけど、結構もたれる。