「水曜どうでしょう 原付ベトナム縦断1800km」

どうでしょう最初のシリーズの最終回。
映像は全部で四時間。今日は見なかったけど、本編まるごとコメンタリーがあるので、その二倍の長さがある事になる。

タイトルに全部あるけど、旅は全部で六日間1800km、ベトナムハノイからホーチミンまで。

とにかくカブ天国の交通が凄かった。歩行者、自転車、カブ、自動車、牛が入り乱れて道路にいる状態。壮絶過ぎる。
あとは道路にある石や木を避けたりしていて、少し懐かしいレースゲームの様だった。

カブに乗った大泉とミスターも最初は恐る恐るの運転だったけど、六日目にはちゃんと馴染んでいた。一見秩序だってない様に見えても要は慣れ、なのだろう。

そして交通より恐ろしい敵は気候。暑さと雨。特にわざわざカブを止めてカッパを脱いだ瞬間に雨が降ってきた時は笑いの神が降りていた。
水溜まりを通り越して川の様になっている道路を行く勇気は俺には無い。

途中にあった田んぼ道と電柱、電線が続く風景は大泉も言ってたけど東北の田舎の様だった。たしかにベトナムだと言われなければ分からない程であった。

最後のトラブルも奇跡的なタイミングで起こり、旅を更にドラマチックに仕上げていたと思う。

無印どうでしょうシリーズの最終回だから、いつもふざけているどうでしょう班にも流石に感動的な雰囲気が流れる。
しかし最初に泣き出したのがメインの二人じゃなくて、ヒゲディレクター藤村だったのが面白かった。
なんかイイ関係で番組を作っているというのが感じられてスゴく良かったな。

四時間だったけど、そこまで長くは感じなかった。長い映画を一本見る感じで是非どうぞ。