P•F•ドラッカー著、上田淳生編訳『プロフェッショナルの条件』

今の自分に一番ガツンと来たのは

最初の仕事はくじ引きである。最初から自らに適した仕事につく確率は高くない。(p229)


じゃあどうしたら良いの?
常に自らの可能性、「強み」を常に探求しろということ。
価値観というのは、軸はあれども常に変わるもの。その軸や中心を知る為に自らの行動を記録したり、分析したりする。

そのため自分に取って一番身近な手段は日記である。毎日の起床時間やら、食べたもの、何をしたか、何を考えたかを書いている。
時間管理という面からいうと、「リアルタイムで記録しないと人は自らの記憶に頼ってしまう」という様な趣旨の事が書いてあり、ひどく納得してしまった。
日記を付け始めて二年くらいになるが、今や自分の持ち物の中では一番大切なものであり、自分の分身のような存在である。



仕事をしている訳ではないので、明確な数値で評価をされる機会は少ない。大学の成績の付け方もあまり信用してはいないし。
(以前TotalFuryというバンドに居た時は、例えばライブの出来がCDやTシャツの売れ行き、客入りなどである程度分かったんだけど。)


自分の強みを知るために、自分を客観視しようとしてはいるのだが。


それには限界がある。



だから批判でも同意でも感謝、礼賛、反対、否定、感動、何でも良いんだけど、評価されたい。


よって最初に挙げた言葉は「とりあえずやってみろよ」と受け止めるのが、今の自分にとって良いか。


そういえば、バンドでのライブ後、打ち上げで言われたこんな言葉を思い出した。シンプルだけど凄く印象に残っている。

「自分の良いところなんて自分じゃわがんねえべ。だがら色んなひとど、しゃべったらいいさ。」



「何によって憶えられたいか」(p235)を常に問い続ける。



中身の小さい大人になりたくない。


楽しくあるために、常にストイックであれ。ハードコア。