劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇・螺巌篇感想

今日、紅蓮篇のDVDを見た直後に螺巌篇見てきた。

以下、見てない方はネタバレになるので自己判断で。

自分用のメモというか箇条書き気味。


紅蓮篇

ほとんどダイジェスト。
最後以外は変更が無い気がする。
見た感じ作画もそのまま。

ヨーコ登場、地上に出てリットナーの連中と合流、そのあとはギャグマンガ日和っぽい超絶作画のキタン登場回、ロシウ登場回、温泉、などなどダイジェストですっとばしでお送りします、な感じ。
なので、じいさんは突然登場する。

あとテレビ版でリーロンが「ロンって呼んで」なんて言うシーンあったっけ?
一回だけダヤッカが呼んでいた。

きちんと描かれるのは、
一話目の分、ヴィラル登場、ヨーコカミナキスシーン→カミナ燃え尽き→悪シモン→ニア登場。
その後からが結構違った。


ニアとアディーネが対峙するあたりから、突然四天王との戦いに。
四天王のダイガン合体。
まとめて倒す。

ニアとアディーネ、ヨーコが絡む所が飛ばされているので、ニアが髪を切るくだりは無し。(螺巌篇の回想にはばっちり髪の短いニアが出てきたけど)


ロージェノムを倒す所まで行って終わるのかと思いきや、四天王を倒して終わり。

ヨーコが活躍するシーン。
本編で結局戦い中にいまいち目立つシーンがなかったので、満足。
ガンメン。


螺巌篇

弟と一緒に映画館へ行って、グッズ売り場を見ていた所、男三人が通りがかる。
「天の光はすべて星ってのはSFのうんたらかんたらでね…最近その本が再発されたんだけど、帯を書いてるのがコレの監督なんだよー」とかなんとか。
「いかにも」なトークを聞けて、なんだか妙に満足したのでした。



タイトルが出る前にロージェノムをさくっと倒す。
あっさりすぎて驚く。
体に開くデカイ穴は最後のアンチスパイラルと反復。


しばらくテレビ版と変わらない感じ。
だけど、紅蓮篇と違ってちょくちょく新カットっぽいのが入っている。



カミナシティ建設後、ニアが日記を書くという形で語り。ここでの声優の演技がなかなか良かった。


悪ニア登場から少しずつ気合が入ってくる。
結構違った展開に。


シモンが捕まった後に刑務所で暴行を受けるシーンが少しキツくなった様な。


ヴィラルと牢獄のシーン。
ニア登場後そのままグレン団集合、宇宙へ。


月と合体。月ごとグレンラガンに。


突然コメディタッチのロージェノムがハッキングするシーン。かなり笑った。


ロシウ自殺未遂。
地上でキノンと絡む下りが無かったので、若干唐突にキノン登場。



ダヤッカとキヨウのシーンは名シーンすぎる。
声優二人とも素晴らしい演技だと思う。
これも確かテレビ版ではカミナシティでのシーンだったような。


アンチスパイラルがニアの事をイレギュラーとか呼ぶ。


ヴィラルのマフラーがすごくゲッターっていた。


皆で杯を交わすシーン。


キタンの死に様。
ギガドリルブレイク。

ヨモコ先生の下りは飛ばされたので、子供が云々の勘違いも無し。



多元宇宙のシーンはあまり変わらず。
ヴィラルの理想図がなかなか泣ける。


多元宇宙突破後は、螺旋力全開。
ここからすごい展開。

ブータの変身は無し。
結構重要っぽいシーンだったのに。


キタン以外死んでいない(!)ので、ここから皆大活躍。
「おとうちゃーん」も無し。
関係ないけど、マッケンはスチャダラパーのアニと似てると思う。


なんと最後にまさかのガンメン強化。


ニアにもガンメン。どっかで見た事あるようなデザインだったが、頭が大きい事をのぞけば結構カッコいい感じだった。

ヨーコの「ヨーコWタンク」は酷すぎる名前もさることながら、機体自体にヨーコの胸がついていて、おっぱいミサイル。
その他のグレン団クルーにもそれぞれおいしい登場シーン。

逆にテレビ版ではおいしい感じだったアーテンボローの「発射!」は控えめ。


あとニアとヨーコの乳首は描きたかったんだろうなー、それまで必ず寸止めだったのに、ビックリした。


最終的に全部のガンメンが合体して、カミナみたいなグレンラガンに。


アンチスパイラルと殴り合い。
ここらへんは冒頭の対ロージェノムと反復。
白兵戦で〆るのはロボットアニメの伝統なのか?


ニア、日記をヨーコに渡す。




キタン以外が死ななかったり、ブータが変身しなかったり、ヨーコ、ニアの活躍など、全体的にテレビ版で活躍しなかったキャラを活躍させようとしていた感じがする。
特にヨーコ、ニアはずっと出ていた割には後半活躍らしい活躍が無かったしね。


最後の方以外はダイジェストだった紅蓮篇には結構不満が残ったが、螺巌篇を見た後なら十分許せる。
それ位には良かった。

「愛と気合」が入っていた。



あとやはりこのアニメ、音楽が素晴らしい。
如何にも「ロボットアニメ」っぽいヒロイック、シンフォニックな曲/パートとハードコアテクノ、ヒップホップ、インダストリアルなどの要素が無理なく混じっている。
映画館のデカい音量で聞くとよーく分かる。
この音楽が無いと感動が三分の一くらいだったんじゃないかな。


これからパンフを読んで、もう一度噛み締めてから、また見に行きたいと思います。