ジャズ・ドラマー

偉大なるジャズドラマー三人によるなんだか愉快なドラムバトル。ドラムバトルというか、ティンパニから入って色々なパーカッションをたたいている所。楽しそう。すげーうまいから出来るんだけど。
この映像だとカジュアルな格好だけど、この人たち普段はスーツでドラムを叩く。先人たちがスーツであんなにすごいドラムソロを叩けたのには、何か体の使い方と関係があるんじゃないかと思っていて、最近はそれを学ぼうとしている。俺は大体Tシャツとリストバンドだからね。


と、この動画はブログへの埋め込みが出来ないようなので、youtubeで直接見てね。


Gene Krupa - Drum Boogie

この映像を見て、なんだかよくわかんないんだけどぼろぼろ泣いてしまった。
1941年だというから、70年近く前。

パワフルすぎて驚く。強弱、ダイナミクスあっての素晴らしいドラム。
後ろに置いているのは銅鑼じゃなくて、シンバルなのかな?こんな時代からあるセッティングだとは思わなかった。
最後のマッチは、本当にマッチの音?敵う気がしない。



これまた三人のドラムバトル。
登場順にいくと、イケメンのもじゃもじゃがデイヴ・ウェックル、メガネのもじゃもじゃがヴィニー・カリウタ、残りのもじゃもじゃがスティーヴ・ガッド。って世界最高峰のドラマーたちに失礼だけど。
この人たちは「ジャズ・ドラマー」って感じではないね。

このレベルだと上手い下手を言うだけ無粋ってなもんで、あとは好み。

自分は、ガッドが一番好き。手数もフレーズも一番シンプルだけど素晴らしい。
登場時のマーチ・ソロ、「クレイジー・アーミー」は本当に軍隊が迫ってくる様。
全体的にパワフルなのに音色がキレイ、それとたまに出てくるハットがカッコよすぎて惚れる。
というかウェックルとカリウタが若干「キャラ被り」していて、そもそもガッドが引き立つ感じになっている気もする。