渡米の後、様式美とかキメとかについて。

布教ですよ、お花屋さんの渡米ライブは無事に終わった。「布教ですよ、お花屋さん」としては最初で最後のライブである。
渡米ということで、山形市と往復の移動距離は約100000。単位は秘密。

ライブのこと。
一応決め事を結構つくった、というかいつもよりはカッチリやるハズだったのだけど、自分の中で盛り上がりすぎて、結局朝10時からドゥームメタルをぶちかましてしまった。反応は悪かった。
二週後には大学の学祭でライブだ。野外ステージでのライブなので楽しみ。
去年もそのステージには出たんだけど、音を中心にしたパフォーマンスでは無く、ハプニングっぽい感じになった。今年はどうなるか分からない。どうするかはまだ決めていないし、決めたからといってどうなるかは自分達にも分からない。それはいつものライブでも一緒だ。セルフコントロールが効いているという事は様々な事において重要だと思うが、あまりにカッチリやりすぎる人たちへのアンチテーゼなのだ、お花屋さんは。ゴメン、嘘。それは今考えた。
実際はただカッチリキメゴトキメゴトで出来ない人間の集まりなだけだ、多分。
予定調和が無くとも、観客に期待させる事は出来るか?だいたいの客というのはキメゴトをありがたがるものだ。演奏する側でもここぞのキメ、があった方が緊張感ある。しかし、俺は常にテンション高く演奏しているつもりなのだ。

こういう事を考えようとすると、俺の好きなメタル含む大抵のロックと呼ばれる音楽ってキメゴトありきの様式美だ、という点にたどり着く事が多い。
何が良いとか悪いとかじゃなくて、そういうもんだ、と俺は認識している。