「森のたんぼ」に行ってきた。

山形市城南にある、おにぎりとおもちの店「森のたんぼ」に行ってきた。

玄米菜食の良さを発信している五十(ごとう)雅子という方のお話を聴きながらの食事会だった。
五十さんの玄米についての話は、栄養学、歴史、宗教、色々な視点から語られたものだった。
食によって精神を、生活を改善する。
しかも無理なく、美味しく。

面白いと思ったのが、何故栄養のある「ぬか」を取って白米で食べるようになったのかという話。
江戸時代、大奥の人々が食べはじめたそうだ。美白のため?確かに白い方が肌がキレイになりそうではあるけど。
そして、白米が江戸の名物とまでなったらしい。
その頃参勤交代などで江戸に来る人々は、江戸患いと言われた脚気(ヒザの下をコツーんとやるアレ)にかかった。
何故かかると言うと、玄米では十分に摂取できていたビタミンBが白米ではかなり少なくなるから。
当時はいまいち原因が分からなかったらしいけど、江戸から出て玄米食に戻れば治っただろうから、まさかそんな所に原因があるとは思わなかったんじゃないか。

玄米おにぎりはもちろん美味しかった。自分の好みが固めのご飯なので、正直玄米の方が味的にも好みだ。値段は百円台前半。安い。

それとデザートのアイスに添えられていた玄米トリュフが凄く美味しかった。

店内はカフェ風になっていて、色々な飲み物(確か玄米ココア、コーヒーとかがあった)やデザート、あるいは味噌汁、サラダなどと一緒におにぎりを食べられる。米も売っている。

ちょうど行く前に、宗教での食べ物、ヴィーガンの話をしていたものだから、色々考えることが多かった。ここに書けるほどの言葉にはなっていないのだけど。



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