夜、山を歩き。

自分は夜にウォーキングとランニングをしている。今日は近くの山に行ってみた。千歳山。

しばらくゆるい坂を上ると寺が見えてきた。
一人肝試し的に少し入ってみる。

と、そこに「へいよー」。
人が居たわけじゃない。耳のipodに流れるMadnessのOne Step Beyondの始まり。びくびくッッとした。
そこの寺から登山コースになっているみたいだったけど、結構怖かったのと登りだしたらキリが無いというか最後まで行ってしまいそうだったので、今度の昼間にでもとっておく。

途中、山が並んで「ふたこぶ」になった間から、まんまるの月が見え隠れして妙にせくしーであった。ピクチャレスクとはこういうことなのか、とも思った。

その後少し進んだところで、なんだか分からない金属の物見やぐらというか監視塔みたいなのがあって暗闇にドッキリ。ぬぼっと10メートルくらい、棒の先に太い筒が付いている形。何故かウルトラセブンを思い出した。

少しコースを変えて蔵王へ登る所の根元へ。その途中、道の右側が急に開けた。
広い野っ原。
しばらく向こうには謎の白い容器?が並んでいる。横に十数個、二段になっていた。
人くらいの高さ、顔に当たる部分に穴が開いていて凄く不気味だ。
墓のようであった。

足元の側溝からはピャワシャワと結構強い音が聞こえて、更にカエルが大きな声で鳴いている。


その後はいつものコースへ戻り、フットバッグをしてから帰宅。
なかなか楽しい夜の冒険だった。