ひんまがった剃刀。

まっすぐな刃じゃなくなってしまった剃刀は、髭を剃ろうとしても肌を傷つけるばかりでなんのためにもならん。
力を持っているハズだったものが歪んでしまうと、持ち主は酷いしっぺ返しを食らうのだ。
自分でコントロールしきれる、なんて思わない方がうまくやっていけるんだ、たぶん。
だからと言って刃を研がなくて良いことにはならない。完全にならない事が分かっているからこそ、その中でベストを出せるようにする。
そういう意味では神経質であっても良いな。